さやえんどうの上手な活用
さやえんどうの上手な選び方についてですが、ポイントは色鮮やかで艶があるものということです。
特に絹さやえんどう、オランダエンドウ（オランダ豆）は鮮やかな緑色で、水分もたっぷり含まれているものを選びましょう。薄くて、曲がりやすいものは鮮度が下がっています。収穫された時の切り口が、茶色くしぼんでしまっているなら、かなり時間が経過しているものなので注意してください。
豆が膨らみ過ぎていなかも重要です。絹さや、オランダエンドウは柔らかいさやを食べるわけですから、中の豆が育ち過ぎているのは好ましくないのです。豆がふくらんでいるなら既に硬くなっていると考えてください。
ただし、スナップエンドウは豆が成長して大きくなっていても美味しい品種です。この場合は豆がちゃんと端から端まで詰まっていて、澄んだ緑色で、表面の傷、茶色く変色した部分などをチェックしてください。
保存は冷蔵庫の野菜庫にいれましょう。さやえんどうは乾燥に弱いので、少し放置するだけでしんなりとしてしまいます。ビニール袋などに入れて乾燥しないようにしてから野菜庫に入れましょう。
冷凍するなら、さっと塩茹でしてから小分けして冷凍してください。その際、よく水気をきって、それぞれ重ならないように広げて冷凍してください。凍らせてから密封袋で冷凍保存すれば、使いたい時に必要な分だけすぐに利用できて便利です。解凍は流水にさらすのでもレンジでもOKです。