さやえんどうの栄養と健康効果

さやえんどうの基礎知識

 

 

えんどう豆はマメ科エンドウ属の植物ですが、さやえんどうとは、その名の通り「エンドウ豆」が、まだ未熟なサヤの状態で食用とする際の呼び方です。けっして主役となる食材ではありませんが、いろいろな料理の材料として活用されています。

 

 

「絹さやえんどう」という名前にも馴染みがあると思います。もちろん「豆」を食べるわけですが、「さやえんどう豆」を食べるのと「実としてのえんどう豆」を食べるのは、完全に分けられています。

 

 

えんどう豆が大きく成長する前に若取りすることで、「さやごと食べる」のがさやえんどうということです。

 

 

当然どちらもえんどう豆ですが、完全に熟した豆として収穫するか、まだ若いさやの状態でも中の豆がある程度育って、緑色の柔らかい豆の状態で収穫するか、こうしたタイミングが重要になっています。

 

 

ちなみに、完全に若いさや状態で、さやごと食べるのが若採りした「さやえんどう」であり、中間的なタイミングだと「グリーンピース」になります。つまり、えんどう豆は3種類の使い方がされているわけです。

 

 

サヤごと食べる「さやえんどう」の中にも「絹さや」、「スナップエンドウ」、「オランダエンドウ」、「砂糖さや」などがあります。もちろん豆類ですから栄養価に優れており、健康効果もいろいろあります。